以前にエントリーした「Wave Slice」同様のslit scanという手法を使った作品。何を撮影してこうなったのか、よくわからないのですが、静止した状態も動きもとても美しいです。デジタルな環境では、pixelを空間と時間のそれぞれの軸に配置することで映像ができますが、この「正しい」記録順の配置をズラしたり、軸を変換することで全く違うリアリティが現れるのは面白いですね。
Turning objects 1 – vertical body from matt ditton on Vimeo.
(小さいとなかなか良さが伝わらないので、こちらがオススメです。)
少し調べてみると、過去には映像を地層のように積層していく、このような作品もあるようでした。slit scanをさらに発展させたような作品ですが、音をパラメータとして5分毎に層が積み重ねられるようです。