1PAC.INCとAXIS designの有志によるプロジェクト「Craftive」として、Make Tokyo Meeting 04にいくつかプロトタイプを展示しました。そのいくつかを紹介します。
?LOGER
メジャーの目盛り部分にカラーコードを使用したメジャー。カラーコードの色をカラーセンサで読み取り、長さをデジタル化します。測定した長さを記録することも可能。
iTweet
iPhoneに接続する電光掲示板。iPhoneで入力した文字が掲示板に流れ、近くにいる人にTweetすることができる。
LED CUBE
フルカラーLEDを空中配線し、ルービックキューブを模したデバイス。今回は点灯させるところまででしたが、次回はインタラクティブにしたいところ…
Make: Tokyo Meetingは本当に良いイベントだと思います。なんというか、会場が力に溢れています。私たちも作ったものを見てもらって、コメントをもらったり、 反応を直接感じるという貴重な体験をしました。
ブースに足を運んで下さった方々、ありがとうございました!
Make:をあまり良く知らない人のために
イベントはカオス?な感じですが、Make:には素晴らしいフィロソフィーがあります。Make:の発行人のデール・ダハティは、「今、個人が利用できるテクノロジーはデータを作り、管理できるだけのものだが、間もなく、複雑な『物』を作り出すためのテクノロ ジーが現在のパソコンと同じように安価に手に入る時代がやってくる」とし、「我々はテクノロジーを消費するだけの存在ではなく、テクノロジーを創造する人 間、『Maker』にもなれる。」とMake:創刊号で述べています。大量消費の次の時代では、大きな「メーカー」が生産したものだけではく、小さなコミュニティ が必要とするものを、そのコミュニティで作り出すことができる、Make:はそんな時代を先駆けているようです。