デザイナー、クリエイターによる復興支援活動のありのままを蓄積し共有するサイト、design311.jpを公開しました。
被災地のためにデザイナーとして何ができるのかを考える「糧」となるようなものを作りたい、さらにNPOやNGOの方にも広がり、ここからクリエイターとNPOとのコラボレーションのきっかを作りたいという想いからスタートしました。
しかし、復興のためにすぐに何かを開始しなければならない訳ではありません。design311に掲載させて頂いた「地震イツモノート」は阪神・淡路大震災から10年後に始まったプロジェクトです。ある勉強会で、「地震イツモノート」のプロデューサーである永田氏は、このプロジェクトが1o年後であるから実施できたプロジェクトだったというお話をされていました。聞き取りを中心としているこのプロジェクトは、確かに5年後では実施できなかったのかもしれません。はじめる時期も、方法も人それぞれで良いのだと思います。それでも、何ができるのかを考え続けることは大切なのだと思います。